高松グルメ 2021.11.19

【斜め上をいく、たこ焼き屋】「たこ焼きマークン」

旅行に行った際、代表的な観光地や飲食店を巡る以外に、その土地ならではの“何か”を体験したい
と思った記憶はないだろうか。今回はそんな時の“とっておき”を紹介したい。

創業40年以上の同店。オーナー店主の松本さんが創業以来一人で切り盛りし続けている。「半年で職を
30以上転々とした、板前さん、喫茶、市場…。色々なことを経験したいこともあったしね。」と松本さん。
多様な職を経験し、独立したいと決めたものが「たこ焼き屋さん」だったという。

「はじめは全然うまくいかず、店を畳もうと思った。同じことを繰り返していると飽きてくる。」
そう思うも「石の上にも三年」と試行錯誤し続け、3年目に右肩上がりとなって以降、
快進撃はとどまるところを知らない。お客さんに「普通のことやってもテレビ取材やこんで～。」と
言われたことを機に、たこ焼き屋とはかけ離れた斜め上すぎる多くの“変わり種メニュー”を生み出し、
テレビ取材も押し寄せる。昨今で言う“バズ現象”を連発し続ける。

松本さん「みんなを驚かせて、楽しんでほしい！人と同じことをやってもダメ。自分は自分！」
「いくら変わったものでも、邪道はダメ。お客様に提供するものは本格でないと。」と言う。
実際、「チョコレートうどん」や「かき氷ぶっかけうどん」、「うどんラーメン」と
面食らうメニューではあるが、うどんはしっかり角のある“手打ち”、ラーメンスープはとろ火で
10時間以上炊く本物だ。